日本試験機工業会

ごあいさつ

  会長 石田 雅昭

平素より日本試験機工業会にご支援、ご協力を賜り心より感謝申しあげます。

当工業会は日本の技術基盤を支える試験機の製造販売業の支援、向上のため、1940年に商工省(経済産業省の前身)の要請を受け「全国材料試験機工業組合」として発足いたしました。戦後の復興、高度経済成長といった激動の時代を経て、1974年に改組・改称いたしました。
また、当工業会は2019年5月17日開催の定時総会におきまして、一般社団法人への移行が決議され、新たに「一般社団法人 日本試験機工業会」として発足いたしました。法人格を取得したことで社会的な信用力が増すとともに、法律に基づいたより透明性の高い運営体制を維持できると考えております。
一方、業界での役割や活動の方向性は変えることなく、当工業会のこれまでの歴史を継承しながら、より活発な活動を進めてまいります。

近年、IoTをはじめ、自動車の電動化・自動化、ビッグデータ、人工知能(AI)、ロボットなどの技術革新が私たちの生活において重要な役割を占めるようになり、「デジタル革命」という大きな潮流が世界を大きく変化させています。
「グローバル化」もまたその潮流の一つであり、私たちのお客さまの国境を越えた事業展開はますます加速するとともに、日本を先端技術の開発拠点とする動きも高まってくるでしょう。
こうした大きな潮流の中で、試験機市場では、新しいニーズや高度化・多様化したニーズが次々に生まれます。私たち試験機メーカーは日本の産業の縁の下の力持ちとして、ご要望や変化に迅速に対応し続けなければなりません。

当ホームページでは、会員企業の会社紹介、製品紹介はもちろんのこと、最新の試験規格情報や当工業会主催の各種イベント情報、ワーキンググループの活動など、会員の方々をはじめ、関係官庁、各産業界の皆さまのお役に立てる情報を掲載しています。

当工業会と会員企業は、これからも試験を必要とされる皆さまからのご要望やご期待に応えることで、技術振興と産業発展に貢献してまいります。

今後とも当工業会ならびに会員企業に対しまして、ご指導、ご協力を賜りますようお願い申しあげます。